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【第7回】材料の「サイズ」で損をしていませんか?

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【第7回】材料の「サイズ」で損をしていませんか?

【第7回】材料の「サイズ」で損をしていませんか?

2026/05/21

こんにちは、SOUKEIの竹澤です。

 

コストダウンをテーマにしたお話も、今回で3回目。最後は、意外と見落としがちな

「材料のサイズ」についてです。

 

メーカーの調達担当の方から図面を預かって、僕が最初に見るのは寸法ですが、

その次に考えるのは「これ、どの大きさの塊(材料)から削り出すんやろ?」ということです。

 

実は、この「元の材料選び」の段階で、すでに勝負が決まっていることがよくあります。

 

数ミリの差が、材料代を倍にする

 

金属や樹脂の材料には、あらかじめ決まった「規格サイズ(定尺)」というものがあります。

例えば、厚みが20mmの次は25mm、その次は30mm……といった具合です。

 

もし、図面の完成サイズが「21mm」だったとします。 そうなると、

加工屋さんは20mmの材料は使えないので、一つ上の25mmの材料を仕入れて、

4mm分をせっせと削り落として捨てることになります。

 

この「捨ててしまう4mm分」にも、しっかり材料代はかかっています。

もしこれが「19mm」で設計されていたら、20mmの材料から最小限の削りで済むので、

材料代も加工代もグッと抑えられるんです。

 

「設計の都合」と「材料の都合」をすり合わせる

 

もちろん、設計上どうしてもその寸法じゃないとあかん、という場合は仕方ありません。

でも、もし「なんとなくキリがいいから」とか「前の図面を踏襲したから」という理由で

寸法が決まっているのなら、それはすごくもったいない話です。

 

「ここ、あと2ミリ小さくしても問題ないですか?」

「もし大丈夫なら、材料をワンサイズ下げられるので、コスト下げられますよ」

 

僕がこういう提案をするときは、お客様の財布からこぼれ落ちそうな

「もったいないお金」を食い止めたい一心なんです。

 

削る量を減らすことは、環境にも優しい

今の時代、コストダウンはもちろん大事ですが、無駄な削り粉を出さない、

エネルギーを使いすぎないという「ものづくりの姿勢」も大切になってきていますよね。

 

材料を賢く選ぶことは、コストを抑えるだけでなく、

結果としてスマートでものづくりの理にかなった選択になります。

 

図面を引く段階で、あるいは見積もりを取る段階で、

「これって一般的な材料のサイズに収まってますか?」と

一言聞いていただくだけで、景色が変わるかもしれません。

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