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【第8回】「現物しかないんですけど…」から始まる、ものづくりの逆転劇(前編)

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【第8回】「現物しかないんですけど…」から始まる、ものづくりの逆転劇(前編)

【第8回】「現物しかないんですけど…」から始まる、ものづくりの逆転劇(前編)

2026/05/23

 

こんにちは、SOUKEIの竹澤です。

ものづくりの現場にいると、時々、本当に切羽詰まった声でご相談をいただくことがあります。

「大昔に導入した海外製の機械の部品が壊れてもうた」
「作った会社がもう倒産して、図面がどこにも残ってない」
「でも、このラインが丸ごと止まってしまうんです……

こういうとき、一般的な工場や大きな商社さんに相談すると、十中八九「図面がないとお見積もりできません」「現物だけ預かっても、うちは測定器がないので無理です」って断られてしまうんですよね。

担当者さんからしたら、まさに絶望的な瞬間やと思います。

 

「図面がないなら、作ればいい」

どこに行っても断られて、最後に藁をもすがる思いで僕のところに連絡をくださる。そのとき、

僕は決まってこう言います。

 

「図面がないなら、今そこにある現物から、新しく図面を起こして作りましょう!」

これを専門用語では「リバースエンジニアリング」なんて言ったりしますが、要するに

「形があるなら、そこから逆算して新品を再現したらええやん」という話です。

もちろん、言うのは簡単ですが、やるのはめちゃくちゃ大変です。だって、

目の前にあるのは「壊れて歪んだ部品」「長年の摩耗で削れてしまった部品」なわけですから。

 

なぜ、SOUKEIは断らないのか

 

僕がなぜ、他の会社が嫌がるような面倒な仕事を喜んで引き受けるのか。

それは、僕自身が「機械を持たないエージェント」やからです。自社の設備に縛られないからこそ、「あそこの測定のプロに測ってもらって、加工はあの得意な工場に回そう」という柔軟なパズルが組めるんです。

それに何より、困り果てている調達担当者さんをそのまま帰すのが、性分に合わないんですよね(笑)。

「竹澤さんに相談したら、なんとかなるかもしれない」

そう思っていただけることが、僕らの存在意義そのものです。

じゃあ、実際に図面がないところから、どうやって元の姿を割り出して新品に生まれ変わらせるのか?ちょっと長くなりそうなので、具体的なプロのプロセスは、次回の「後編」でじっくりお話ししますね。

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住所 : 奈良県北葛城郡上牧町片岡台2丁目8−8
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