【第27回】「届いたものが不良品だったら?」現地での検品体制と、国内手直しという最後の砦
2026/07/19
こんにちは、SOUKEIの竹澤です。
海外調達の【物流・納期・品質編】3部作のラストを飾る今回は、調達担当者にとって最も恐ろしく、
最も絶対に避けたいテーマ、「品質トラブル」についてお話しします。
「海外から届いた部品の寸法が外れていて、組み立てができなかった」
「楽しみに箱を開けたら、輸送中のキズで使い物にならなかった」
こうした品質への不安から、海外調達に踏み切れない企業様は非常に多いです。
自社工場を持たないファブレスであるSOUKEIが、なぜお客様にクオリティの高い精密部品を
安定して届けることができるのか。そのリアルをぶっちゃけます。
📐 第一の防衛網:今まで「寸法の不良」は1回もナシ。届く前に現地で防ぐ
まず、綺麗事抜きにぶっちゃけますが、中国企業との取引において「トラブルが全く無い」
なんてことはありません。僕もこれまでに色々な経験をしてきました。
しかし、その上で声を大にして言いたいのは、「今まで、お客様の手元に届いた製品で、
寸法の不良が出たことは1回も無い」ということです。
なぜなら、第21回でもお話しした通り、僕が提携しているのは3次元測定器などの高度な検査設備を
備えた精鋭のプロ工場だからです。製品が日本へ送られる前に、現地の検査員が厳密にチェックし、
不具合があれば届く前に現地で100%防いでくれているからです。
ただ、ここで一つ、モノづくりの大原則としてご理解いただきたいことがあります。
最新の機械は間違えません。ですが、それを扱うのは人間です。
人間が関わる以上、モノづくりにおいて「100%絶対にミスが無い」なんてことはあり得ません。
それは中国製だろうが日本製だろうが全く関係のない、現場のリアルです。
だからこそ本当に大切なのは、「万が一、問題が起きたときにどう動くか」というリカバーの体制です。
🔨 綺麗事ナシ。不具合があったときの「3つのリアルな対応」
SOUKEIでは、スピードを最優先して現地からお客様の元へ「直送」をかける製品も多くあります。
万が一、届いた製品に不具合や輸送キズが見つかった場合、僕はただ右から左へ流すブローカーとは違い、
お客様の状況に合わせて以下の「3つのルート」で即座に動きます。
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① 納期をずらしていただける場合: すぐに現地へフィードバックし、「最短で作り直し」をさせて日本へ空輸させます。
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② 納期がどうしても間に合わない場合: わざわざ海外へ送り返すような気の長いことはしません。すぐに日本国内の信頼できる強力な協力会社にお願いし、その場でサッと「国内手直し」をして、
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お客様のラインを止めないよう最優先でリカバーします。
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③ 手直しがどうしても不可能な場合: 国内での修正が物理的に不可能な形状などの場合は、現地で「最短で作り変え」を行います。その際は、お客様に綺麗事抜きで状況を説明し、「納期の調整」を誠実にお願いすることもあります。
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嘘をついて納期を誤魔化したり、「現地のせいです」と言い訳をしたりすることは絶対にしません。
それが、僕のモノづくりに対する誠実さです。
📊 リスクも含めて、最後まで僕が品質を背負います
海外調達を成功させるために、お客様が品質のハラハラを一人で背負う必要はありません。
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今まで寸法不良ゼロを誇る、現地での「確実な出荷前検品」
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万が一の時に国内パイプや迅速な作り替えで動く「3つのリカバー体制」
「100%あり得ない」というリスクも正直に認めた上で、逃げずに最後まで責任を持つ。
この覚悟があるからこそ、お客様には国内の加工屋さんに頼むのと同じ安心感で、
図面を僕に任せていただけるのだと思っています。
3回にわたり、物流・納期・品質の実務の裏側をお話ししてきました。
いいところも、コントロールできないリアルなリスクも、すべて等身大でぶっちゃけてきましたが、
僕が間に立つことで、そのリスクをすべて先回りで潰せるということが伝わっていれば嬉しいです。
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